技術・人文知識・国際業務の高度専門職のメリットは、5年もしくは無期限での在留が可能な点です。デメリットとしては、勉強をしてきた内容や本人のスキルに合致した職種でないとなかなか狭き門であることと、高い日本語力が求めらる点でしょうか。
介護分野においては在留資格「介護」があるため、技人国での就労事例はほとんどありませんでした。しかし、介護福祉士の資格は持っていないが、日本の福祉系の大学を卒業した人材を高度人材として雇用できないかという動きがあります。現場における介護業務・事務作業など、オールマイティに活躍できる人材が増えることを期待しています。
次に技能実習生ですが、1号・2号・3号とあり、最長5年間の滞在が可能です。3~5年経過し修了した後、特定技能への移行が可能になったため、長期間就労できるという点が魅力です。また、海外に現地法人がある日本企業では、技能実習の修了後、海外法人で雇用を継続するというパターンもあるようです。そして技能実習は82職種・150作業と幅広い職種に対応している点も大きなメリットです。
デメリットとしては、技能実習生においても日本語力が低い人材が多い点です。もちろん職種によって必要とされる日本語力は異なりますが、在留資格取得の際に日本語試験が必要無いため、特定技能に比べると劣ってしまう点かと思います。ただし介護においては、N4レベル相当、N3が望ましい事が条件です。
また介護分野において、技能実習生は2か月の訪日後研修+6か月の実習期間は人員配置基準に算定されません。特定技能の場合は初日から人員配置基準に算定されるため、比較した際にはデメリットとなります。特徴専門級に応じてベトナムで救育計画を立っています。ただ、在留いるベトナム人は介護業に参加している人が少ないんです。ベトナムで介護技能、日本語のクラスを行ってドンドン介護候補者を紹介させて頂きましょう。
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